ドキュメントについて考える
ドキュメントの目的
大きく2つかと思います。
- これから何をつくるのかを表現
- なにを作ったのかを表現
上記2つを一種類のドキュメントで兼ねようとすると、うまく管理できない気がします。
これから何をつくるのか
主にステークホルダー間でこれから何を作るのか(どう変更するのか)を共有するためのもの。ドキュメントの体裁はどうでもよく、ホワイトボードのメモとか、そんなのでもいいと思ってます(ただし、他の会社がからむ場合は別) 合意事項のログなので、S-in後にメンテする必要もないです。
なにを作ったのか
結果的に何が作られたのか?(例:クラス図とかテーブル仕様書など)を表現したもの。後からチームに人が入ってきた時に、担当システムの学習資料になります。「コードを読めばわかる」のであれば特別用意する必要はないとおもってます(ただし、「コードを読めばわかる」コードになっているかどうかは話は別)というかコードから自動生成する方が今っぽいですね。
残す目的が大事
結局のところ、プロジェクトに関してどの情報を残しておく必要があるか(例:テーブル定義)を意識し、それをどこで表現するか(例:ER図、ソースコード)を考えることが大事だと思います。